早速、約2時間程度フライトしランチタイムで一時ランディング。コンディションはクラウドベースが1100ｍと超低めだが、いくらでもサーマルはあるので、19時までは飛べるコンディション。今日はツアー初日の一本目なので軽く飛んだ。お昼には皆の反省会も含めて、ホテルで約2時間のブレークタイム。昼寝、シャワータイムなど。16時30分頃、今度は雲底も少しは上がっている様子なので標高1500ｍのポイントまで移動。やっぱ雲より上でガスが立ち込めていた。でも、なんとなく待てば飛べそうな感じで、ウエイティング。ＧＰＳ計器飛行の確認を含めてしっかりと安全フライトの為のブリーフィング。当然、雲に入り通過するのは間違いない。そして、雲の切れ間16時50分頃スタート。その後、短いわずかなタイミングに飛ぶので、すぐにウエイティング、私が最後の方と一緒に17時40分頃テイクオフ。ランディングまでは約７ｋｍ。その後、余裕のソアリング。現地のフライヤーも下から上げてきた者たちと合流しソアリング。私はスタートが遅かったこともあり、参加者に合わしてランディングした。1時間ちょっとのフライトだった。参加者にはしっかりと学んで楽しく飛んでもらう。これが私のスタイル。当然ソアリング技術、バリオ、ＧＰＳの使い方も含む。基礎知識が一番重要である。でも、今年はこんなにガスっているのは初めて,しかも暑い。いい時はベネチアまで見えることもある。ガイドに聞くとアフリカからの大気が流入しているらしい。だから地中海の湿った空気が入っているのかもしれない。スイスは雲がない。こっちは雲だらけ。何となく理解ができたような気がする。
