欧州初日からバタバタ劇が始まった。事の始まりは出国前日、月曜の訪問予定場所がフランクフルト近郊だったと、1か月前に調べたことからチケットなど全て段取りを行った。出発前日、ドイツのスタッフから、ここ場所が違いますという連絡が・・・なにー！ミュンヘンから近いやんけ。スタッフのチケットは取り直しを行い、私はレンタカーも手配済みなので、覚悟を決めて寝袋もって行った。本当はフランフルトの友人に会う予定だったが、ＰＭＡの会長からオーストリアケッセンで行われるイベントに来た方がいいとか言われて、フランクフルトに夕方たどり着いて、一気に約600㎞アウトバーンを寝袋で休息をとりながら南下した。車も150－160ｋｍで走るのでそれほど苦痛ではないが、無駄な労力と時間が苦痛だった。会長からケッセンの天気はいいはずと聞いていたが、朝7時30分にベストポジションの駐車場に止めたものの強い雨が・・・なんじゃこれ。例え雨が止んでも、グライダーは絶対に濡らしたくない。どうしよう。スチューバイの友人電話して天気を聞くと雨は降っていない。
そら行くしかない。さらに150㎞の距離をぶっ飛ばす。すでに飛んでいる人はたくさんいた。あー出遅れだ。荷物をサクッとかき集めてゴンドラに乗って急いで山に上がった。雲の状態は機嫌が悪そうな雲だった。昨日、隣の村では雹がガッツリ降ったらしい。明らかに上空には寒気が入っている雲だもんな。ドイツ人フライヤーに風の情報を聞いて、急いで飛んだ。やっぱ荒れ気味だった。ボチボチ遊んで対岸に渡った。先行で飛んでいた2名のみ上げきっていて2500ｍオーバーを飛んでいたが荒れてそうな感じ。そして、着陸して、再びテイクオフで話したドイツ人がやってきて、いろいろと話して別れた。その後、友人と合流しご飯食べてビジネス論を2時間お互いに会話して盛り上がった。またケッセンに戻ったがスコールで終了。